上唇小帯切除

石神井公園駅北口徒歩1分、歯周病専門医/指導医、インプラント専修医、医)竹和会 たけのうち歯科クリニックの竹之内です。当院は、歯周病・インプラント・審美歯科・予防歯科に積極的に取り組んでおります。

学校も習い事もお休みで、子供が運動不足気味なので、今日は上の子とクリニックまでランニング。

すぐにばてて歩くかなと思っていたら、予想を裏切る距離を止まることなく走り続け、こちらが参ってしまいそうでした。子供の成長は恐ろしいですね。

クリニックで妻と下の子と合流し、子供達のメインテナンスと上の子の上唇小帯切除を行いました。

上唇小帯付着異常(高位付着)は、成長とともに歯槽骨に骨添加が起こり、上唇小帯付着部が上方に移動するため、自然に治癒することもあります。

しかしながら、Blanch Test(口唇を上方に牽引し貧血帯を見る)で貧血帯が正中の歯間乳頭に見られる場合や、正中離開の距離が2㎜以上の場合には、上唇小帯を切除しないと、正中離開が改善しないという報告もあります。

これまで経過を見ていたのですが、側切歯が萌出しても、正中の離開に全く変化が認められないため、今回切除をすることにしました。

子供は少し不安がっていましたが、「お父さんが痛くないようにやるから大丈夫」と言って説得し、電気メスよる切除を行い、細いナイロン糸で縫合しました。

処置の時間は短いですが、緊張していたのか、処置後しばらく元気がありませんでしたが、夕食の頃にはいつもの元気を取り戻し、ご飯を美味しそうに食べていたので一安心。

乳歯から永久歯への交換に伴う歯列の変化を、悪習癖などに注意しながら、今後も見守っていきたいと思います。

機会があれば、その後の経過を紹介させていただきます。

 

カテゴリー:治療例 ,小児歯科  投稿日:2020年3月8日

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