前歯のインプラント治療
石神井公園駅北口徒歩1分、歯周病専門医インプラント認証医、たけのうち歯科クリニックの 竹之内です。当院は、歯周病・インプラント・審美歯科・予防歯科に積極的に取り組んでおります。
インプラント治療において、インプラントを埋入する部位の骨の形態や埋入位置はとても重要になります。
骨の形態が良くないからといって、インプラントを埋入する位置を本来の位置からずらしてしまうと、最終的な上部構造(インプラントに装着するクラウン)の形態や咬合関係(噛み合わせ)が悪くなってしまうことがあります。
特に前歯はその方の笑顔や印象をも左右するので、理想的な位置にインプラントを埋入する必要があります。
写真は、先週に前歯インプラント1次OPEを行った患者さんです。
歯根破折と根尖病巣(根の病気)により既存の歯槽骨は吸収し、理想的な位置にインプラントを埋入するためには歯槽骨が不足している状態でした。
このままでは、機能的にも審美的にもよいインプラント治療はできません。
そこで、理想的な位置にインプラントを埋入後、
不足している歯槽骨を造成するために・・・
GBR法(Guided Bone Regeneration)を行いました。
人工骨と吸収性のメンブレンを設置して縫合します。
これで、インプラントや歯肉をサポートする環境が整います。
GBR法を行うと、OPE後に若干腫れることがありますが、
1週間後には歯肉もこのようにきれいに治りますので心配いりません。
どんな治療においてもそうですが、治療のファイナルをより良いものにするには、一つ一つの基礎づくりが重要です。
最終的に治療が終わったら、また紹介しますね。
カテゴリー:治療例 ,インプラント治療 投稿日:2011年11月27日