早期治療・メインテナンスの重要性
歯医者は痛くなってから行くものだと思われている方もまだまだ多いと思います。
でも、痛くなった時には病気がかなり進行しています。
虫歯も初期であれば簡単な治療で済んでしまうのに、痛みが出てから治療となると、神経を取ったりクラウンを被せたりする必要もでてきて、歯は無くなる・治療も複雑・治療期間も長くなる・治療費もかかるというようになってしまいます。何にもいいことありません。
みなさんが人間ドックに行ったりするのは、癌などの病気が怖いし、仮に癌が発見されたとしても初期の状態であれば完治できるのをわかっているからですよね。
歯は一度虫歯で穴が開いてしまうと元には戻りませんが、初期であればほとんど歯を削らずに治すこともできますし、さらに初期であればフッ素やメインテナンスで進行を食い止めることも可能です。
歯周病も、できるだけ歯槽骨(歯を支えている骨)が吸収する前に治療を開始して、その後はメインテナンスで進行を食い止めることもできます。
一生自分の歯で、美味しいものを食べられるなんて幸せじゃありませんか。
悪いところを放置しておいて後で大変な思いをするのは患者さんなので、そういう方を増やさないためにも、早期治療やメインテナンスの重要性をこれからも伝えていきたいと思います。
カテゴリー:お知らせ 投稿日:2010年8月18日