歯根吸収と根尖病変を認めた2本の上顎前歯に対して移植と再植で対応 (練馬区石神井公園の歯医者 たけのうち歯科クリニック)
石神井公園駅北口徒歩1分、歯周病専門医/指導医、インプラント専門医、医)竹和会 たけのうち歯科クリニックの竹之内です。当院は、歯周病・インプラント・審美歯科・予防歯科に積極的に取り組んでおります。
左右の上顎中切歯に、歯根吸収と根尖病変が進行していた患者さんです。
裏側から見ると、右上(写真では左)の側切歯が内側に生えており、2本の中切歯は右に傾いている状態でした。
歯周ポケットやCT画像などから判断して、右上の中切歯は歯根吸収が著しく改善ができないということで抜歯し、その部位に内側に生えている側切歯を移植。
左上の中切歯は通常の根管治療を行うことになりました。
写真は、抜歯した中切歯です。歯根吸収が広範囲に進行しています。
抜歯後、裏側にあった側切歯を移植しました。
反対側の中切歯と歯頸部付近の断面が揃うように、回転させて設置しました。
移植後、隣の左側中切歯の根管治療の経過が思わしくなかったので、口腔外にて根尖切除を行い、MTAにて逆根管充填後、再植を行いました。
再植した左上中切歯の根尖病変の改善と、移植した右上側切歯の安定を確認した後、クラウンの作製に移行しました。歯根の長さも考慮し、連結することにしました。
支台の歯の軸が傾いておりますが、歯科技工士のテクニックにより、歯が傾いて見えないようにクラウンを作製しています。
クラウン装着からまだ5ヵ月程しか経過しておりませんが、現在のところ問題なく機能しています。
今回、内側に生えていて機能していなかった側切歯を活用できたことは良かったです。
移植や再植を行った歯に関しては、歯根吸収を起こすこともありますので、今後も注意深くメインテナンスを行っていく予定です。
カテゴリー:治療例 ,根管治療 ,歯の移植 投稿日:2026年5月17日
























