コンピューター支援によるインプラント治療(サージカルガイド)
石神井公園駅北口徒歩1分、歯周病専門医/指導医、インプラント専修医、医)竹和会 たけのうち歯科クリニックの竹之内です。当院は、歯周病・インプラント・審美歯科・予防歯科に積極的に取り組んでおります。
インプラントの埋入を行う場合、術前にCT撮影で解剖学的な形態の確認をしたり、歯型模型で噛み合わせなどの確認をし、治療の計画を立案します。
今日、インプラント治療の分野においてもデジタルテクノロジーの発展は目覚ましいものがあり、インプラント埋入の計画を、シュミレーションソフトを活用して行うことが多くなりました。
当院では、この分野では草分け的な存在であるSIMPLANT(シムプラント)システムを用いておりますが、下の画像のように、3D画像上で、インプラントの位置や角度、埋入深さなどをシュミレーションします。
この計画が、最終的に入る被せ物などの形態を決めることになり、噛み合わせや見た目、清掃性にも影響しますので、とても重要な工程になります。
その後、シミュレーションした通りに手術を実行するための手術用ドリルガイド(サージガイド)を製作していきます。
このサージカルガイドには、インプラント埋入位置に合わせてホールが付与されており、埋入手術の際に、そのホールに埋入窩形成用のドリルを挿入することにより、シュミレーションした通りの正確なインプラント埋入が可能となります。
サージカルガイドの使用は、施術時間を短縮することにも繋がり、負担の少ない施術を受けることができます。
別途費用がかかりますが、安全で確実なインプラント治療を行うために、3Dによる術前シュミレーションやサージカルガイドの使用は大変有用だと考えています。
カテゴリー:治療例 ,インプラント治療 投稿日:2021年1月17日